介護が必要な身体になっても健常者のように華やかに生きてほしい

事例 80代 女性

独居の場合、安易に施設入所を選択しがちですが、ご本人とご家族の希望で、ご自宅での生活を継続するという選択をされ、今現在も独居生活を継続されている事例についてご紹介いたします。

Bさんは、若い頃、働きながら兄弟を支え、ご自身はずっと独身で過ごされました。現在の場所でお母様を見送られてから、ずっと独居生活をされています。包括支援センターからの紹介で、担当する事になり、利用されていたサービスをそのまま継続しておりましたが、突発的な病院受診に対応できる事業所がなく、それ以後、ご家族様の希望で、全サービスを華桔梗でお世話させて頂いております。

ご家族様が医療従事者であり、独居生活において、情報共有の重要性や、非常時の対応での利便性についてよく理解されており、県外在住のご家族様から、全てお任せ致しますとお墨付きを頂きました。とは言え、何かあれば、常に連絡するという関係性は必要であり、継続しています。

Bさんが自宅で転倒し、救急搬送にて入院となった際、一時的に認知症状が悪化し、病院内での徘徊や点滴の自己抜去等が相次ぎ、施設入居を勧められました。しかしご家族様は、医療従事者であったからこそ、現在の症状が一時的である事、施設入居すれば認知機能の回復は困難であることを考慮され、在宅での生活を試みることにされました。

結果、やはり自宅に帰ることで、認知症状は落ち着き、在宅生活を継続する事が出来ました。

あれから1年。担当ケアマネやヘルパー、デイのスタッフ等が一丸となってBさんの生活をご支援し、認知症であっても独居生活を現在も継続されています。認知症故に、症状の進行や、適切な医療への連携等、配慮すべき点は沢山ありますが、華桔梗では多方面へもアプローチすることが多々あり、いろんな方々のご協力を得て、Bさんの独居生活をご支援しています。

残念なことに所属が違うというだけで、上手く連携が取れないということは現場での日常茶飯事です。要介護者の方のより良い未来の為に、是非、華桔梗をグループでご利用ください。
ご連絡をお待ちしております。